モントレー市内の食べ物は、あまり期待しない方がいい。海に近いので、フィッシャーマンズワーフなどシーフードを売りにしているけれども、味はフツウ。話のネタに、名物クラムチャウダーをどうぞ、という感じ。その昔、イタリア移民が多く、いわし加工に勤しんだことから、フィッシャーマンズワーフあたりにはアメリカン/イタリアンな店が多いけれども、パスタはサイアク。アルデンテという概念が、彼らのDNAからはごっそり抜け落ちているようだ。どうしても美味しいイタリアンが食べたければ、ちょっと高いリストランテへ(サーディンファクトリーなど)。アメリカンな飯に飽きたら、中華かメキシカンに行くのも手。ボクは中華派。一方、カーメル市内には、なかなか美味しい和食の店があったりする。歩き疲れたあとの寿司とビールは最高!だったり。
間違いなく美味いのは、地元のワイン。モントレーやワトソンビル、ナパバレーなど、カリフォルニアワインが安くて旨い!デルモンテなど、大きなスーパーで好きな総菜やデザート、ワイン&ビールを買ってきて、ホテルの部屋でパーティも愉快。問題は、日々のランチだ。まあ、基本的には食べる暇がない。イベントごとに、いろんな出店が出ているけれど、昼時は長蛇の列に。混まないうちに早めの腹ごしらえが無難。三日間は、グルメよりクルマ、と心得るべし。グルメ派は、サンフランシスコで延泊して旨いステーキを喰らうなり、ナパバレーでワインに酔いしれるなり、別日のオプションを用意しておこう。